連載コラム・杉本美晴のビジネスマナー講座
【第2回】お辞儀はなぜするの?
皆さんは挨拶の言葉を使うときに、無意識に腰が折れて頭が下がるような動作をしていませんか?
私達は小さいときから挨拶時に多くの人がお辞儀をする習慣があるので、無意識のうちにマネをしてお辞儀をするようになったと考えられます。お辞儀とは・・・東アジアで盛んな文化の一つです。
相手に敬意を表すために、身体の中で最も大切で最も弱い部分である頭を相手に差し出すということで、私はあなたに敬意を持っています。という意味を表したといわれています。ただし頭を下げる動作は首を曲げるということではなく、腰から上をまっすぐに一直線になるようにし、腰から上を丁寧に折る感じのお辞儀が正しいお辞儀です。その際、挨拶の言葉を一緒に腰を折る「同時礼」か言葉を先に伝え、その後に腰を折る「分離礼(語先後礼)」を状況に合わせて使い分けられるとベストです。「分離礼」のほうが「同時礼」より丁寧さが上です。あと、腰を折る際のスピードより腰を戻す際のスピードのほうがゆっくりだと美しく丁寧なお辞儀だと言われています。動作は流れず、腰を折っていったん止めて、その後ゆっくり目に腰を戻すととても素敵なお辞儀になります。無意識にしているお辞儀も、歴史や動作の意味を少し知ることで違う印象を与えるようになれます。素敵なお辞儀を意識してみませんか?
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