連載コラム・杉本美晴のビジネスマナー講座

【第13回】身だしなみとオシャレ(1)

身だしなみとオシャレは似て非なるものです。私もオシャレは大好きです。オシャレは何?と尋ねると多くの人が「個性を表すもの」とか「自分の好み」という回答が戻ってきます。では身だしなみとは・・・と尋ねると、多くの人が「清潔な服装」と服装という部分を協調して応えます。間違っているわけではありませんが、この二つの違いは何なんでしょうか?それは、評価する人が違うことだと私は研修で伝えています。

身だしなみ・・・評価をするのは自分以外
オシャレ・・・評価するのは自分

この違いだと思っています。

オシャレも大切だと思いますが、相手のことを配慮した場合はオシャレは二の次になってきます。例えば高級ホテルのホテルマンが自分が好きだからと言って仕事場でジーパンをはいていたら、そのホテルに泊まりたいと思いますか?適切なサービスを提供してくれるようには感じられないのではないでしょうか?きちんとしたスーツや制服を着て、髪をしっかりと作業しやすいようにまとめたり、整えたり、靴は動きやすいようにピンヒールなどは履いていないし、男性も女性もしっかりと磨かれている・・・私達がその職業の人々に期待していることを見た目で表現してくれていると私達は安心します。その安心感が相手に対しての評価に繋がります。・・・つまりオシャレでなく身だしなみに重点を置いてほしいのです。
身だしなみを第一に考えて、シャツの色や持ち物などに少し個性を入れてみる・・・これこそTPOを大事にした身だしなみといえます。
周りの人を不快にさせたり、不安を感じさせたりする事はプロとして失格です。相手の期待に応えること・・・プロの要件のひとつともいえます。身だしなみはプロの要件のひとつでもあるのです。

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