外食産業、コンビニのアルバイト向けに、携帯版e-ラーニングシステムの「モバイルてすと君」が登場しました!

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サントリービジネスエキスパート株式会社 環境活動部

サントリーグループでは、すでに2004年からオフィスで働く社員向けにパソコンを利用した「環境eラーニング」を実施し、環境教育に力を入れてきました。
しかしながら、サントリーグループでも、外食店等のアルバイト店員は、通常業務でパソコンを使うことが少なく、 短期間で入れ替わりが多い為、従来の環境eラーニングの受講では無理があると考え、誰もが手軽に要点を学習できる、「携帯電話を使った環境教育」を導入されました。

今回は、「サントリー傘下の外食店等で働くアルバイト店員向けにモバイルてすと君を利用した環境教育」の企画・導入・運用をされたサントリービジネスエキスパート株式会社 環境活動部課長 宮尾 章氏と担当者の大矢 彩子氏にお話を伺いました。

環境活動部のミッションと活動内容

サントリーでは「人と自然と響きあう」豊かで持続可能な社会を次世代に引き継ぐために、新たな中期目標を掲げ、グループ全体で環境経営を推進しています。2009年4月からの純粋持ち株会社制への移行に伴って新たに設置された環境活動部では、関連部署と協働して環境戦略に基づく横断的重要課題の推進、グループ各社の環境活動の支援・推進、ISO14001の認証拡大、水源涵養活動、次世代環境教育などを行っています。

携帯電話でのeラーニングを企画した経緯

国内グループ会社、および文化拠点(19社・3拠点)での2009年内のISO14001一括認証取得に向けて、ISO14001の要求事項となる自覚教育の実施方法を検討した結果、店舗アルバイトの年齢層や特性から携帯電話が最良のツールであると判断し、携帯電話を使った環境eラーニングを導入することにしました。

サントリー傘下の外食店等で働くアルバイト14000名が受講!

受講対象者は、国内グループ会社の店舗従業員・アルバイトの約14,000名。2009年2月から順次実施を開始しました。
全員受講を目指して、各社の担当者や各店舗の店長が進捗管理を行い、未受講者には受講を促します。また、全ての進捗は環境活動部が把握し、グループ全体の徹底受講を推進しています。
ケータイ版環境eラーニングの内容は、地球温暖化による影響や、環境汚染問題、廃棄物問題、省資源について、講義+テスト(全17問)で構成されており、環境問題の重要なポイントを約30分で学ぶことが出来るよう構成されています。合格点は70点以上で、合格するまで、繰り返し実施するうちに自然と地球環境問題の知識が身につくように作られています。

評価(実施結果はどうだったか)

受講期間3ヶ月で、全店舗従業員・アルバイトのうち約9割の受講者が登録は完了しており、約5割の受講者が合格しています。
店舗アルバイトの感想としては、「とても勉強になった」という前向きなものが多くありました。
ケータイ版環境eラーニングを受講し環境問題を学んだことで、業務上において「これはもったいない」と資源の有効活用を意識するようになったり、「こうすればもっと環境に優しいのではないか」と店長に提案するようになったり、意識の変革がもたらされています。これは大きな成果です。
また、携帯電話というツールのおかげで、アルバイト仲間と誰が先に合格できるかを競い合うなど、楽しみながら学べたという声もあり、若い世代にも環境問題を身近な問題としてとらえてもらうことができたと言えます。

運用で苦労した点

身近な存在と考えていた携帯電話が、意外と電話やメール以外のツールとしては、使いこなしていない人が多かったという点を改めて実感しました。QRコードの読み込みや、メール受信設定の変更など、簡単なことだがやったことがない、という人が多く、その方法の周知に時間を要しました。10代や20代前半の若者には簡単な機能でも、年齢が上がるごとに使いこなせる割合は減っているようです。

今後の展開について

また、環境活動部では、「モバイルてすと君」と連携した、環境eラーニング独自の進捗管理画面も作成し、グループ全体のISO14001取得が円滑に進むよう、決め細やかなサポートをしています。

環境経営の推進に向けて、環境教育は重要な位置付けであり、今後、コンテンツを更新して継続的に実施していく他、業務形態にあわせて携帯電話を使ったeラーニングを導入し、更なる活用をしていく考えです。

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